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開校40周年記念式典

東京都立八王子東特別支援学校開校40周年記念式典

日時 平成30年12月5日(水) 10時~
場所 本校体育館 
校 長 式 辞
 
 東京都立八王子東特別支援学校開校40周年記念式典の開催に当たり、公私共に御多用のところ、多数の御来賓の皆様の御臨席を賜り、心より御礼申し上げます。
 本校は、昭和53年12月25に東京 都立学校設置条例の一部改正する条例により、東京都立八王子東養護学校として設置されました。まだ校舎は建設中であり、1年目は東京都立村山養護学校でスタートしました。当時の在籍は小学部4学級23名、中学部1学級7名、訪問学級2学級6名の合計7学級36名だったそうです。昭和55年1月に現在の場所に校舎が完成し、この 年間、地域と共にしっかりと歩んで参りました。本校は肢体不自由のある児童・生徒の教育を中心に行っていますが、平成25年度からは医療法人財団 青渓会駒木野病院での病院訪問学級も開始し、小・中学校と連携した病弱教育も行っています。
 さて、私も昨年度、本校 代目校長として着任し、「40年の歩み、子供が主役」をスローガンに掲げ、児童・生徒が生き生きして輝けるような様々なプロジェクトを進めてきました。
 自分たちの学校をより好きになってもらうように「ハニーちゃんプロジェクト」を立ち上げました。子供たちは校内に貼った「ハニーちゃん」のイラストを探して学校を探検し、学校にあるいろいろな施設をおぼえることができました。「歌」や「ダンス」も作り、自発的に体を動かす喜びも知りました。
 「お花プロジェクト」では丁寧に花を植え替え、植物を大切に扱う優しさを学ぶとともに、自分たちの学び舎を華やかに飾りました。
 「ポプリプロジェクト」では、本日の式典の記念品である「ポプリサシェ」づくりを通しておもてなしの心を学びました。
 「オリパラ教育プロジェクト」では、様々なスポーツのアスリートに来校してもらいました。スポーツを見聞きする機会が増えたことで、スポーツへの興味・関心が高まったように思えます。部活動も盛んになり、陸上大会、ボッチャ大会、ハンドサッカー大会ではより勝敗を意識したり、お互いに協力し合ったりする姿勢が身につきました。
 11月1日の開校記念日には「ボッチャフェスタ」を開催しました。石川町内会、スクールバスの乗務員、保護者の方々にも参加してもらい、ボッチャの交流戦を行いました。ここ数年様々な機会をとおして石川町内会の方々には、本校の児童・生徒のことをよく理解していただき、御協力を賜っております。感謝とともに、これからも児童・生徒のことを温かく支えていただきますようよろしくお願いします。
 私は、児童・生徒たちが学校生活の中でたくさんのことを学び、経験し、思いやりや情操を育み、心身ともにたくましく生きる力を身につけ、人生を切り拓いてもらいたいと願っています。
 「われらがハチっこ かがやけ はばたけ 未来へ」未来ある児童・生徒たちにとってこの学校生活が有意義なものとなるように、そして地域に愛される学校となるよう我々学校関係者は力を注いでまいります。
 本日、御臨席の皆様方には、今後とも本校の教育活動に対して、御理解と御支援を賜りますことをお願い申し上げますとともに、皆様の御多幸を祈念申し上げ、式辞といたします。

 平成30年12月5日
             東京都立八王子東特別支援学校長 三浦浩文




季節外れのチューリップで、来校者の皆様をお出迎えしました。
【アイスチューリップ】
球根を冷蔵施設で出芽を抑え、冬の時期に花を咲かせます。
春先のチューリップは1~2週間の開花ですが、「アイスチューリップ」は
1ヶ月以上咲き続けます。

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